同窓会に行ってきた

年を追うごとに行きにくくなる同窓会。とはいえ、それは自分が蒔いた種でもあり、師匠や同窓生の話を聴くのはとても刺激になるので一時の恥をしのんで行ってきた。

ただ、今月上旬に起きた東日本大震災によって同窓会も大きな影響を受けた。プレゼン担当だった先輩は実家が被災して欠席し、任務で現地に派遣された後輩もいたため、例年に比べて参加者はとても少なかった。

人数は少なかったが、それを補ってあまりあるほどパワフルな面々。様々な分野の第一線で活躍しているだけあって、同窓生たちの発言はとても面白くて興味深い。そうした発言が集まって、一つひとつのトピックが深く掘り下げられていくのはさすがだ。

特に今回、頷きながら聴いていたのは「組織の硬直性」についてだ。とある組織では大学など他組織と職員の相互交流を行ってはいるものの、まだまだ不十分だという意見が出た。また、その組織の中途採用枠に申し込むのを止めた同窓生からも同じ指摘がされていた。

それに対して、相互交流については期間限定での派遣ということもあり、どこまで仕事を割り振って良いかという疑問がその組織で働く同窓生から出ていた。ここで特に注目したのが、この組織の元職からの意見。組織はいつの間にか自分達の仕事を特殊なものと思い込み、外部との距離を作ってしまっているのではないかという。

組織は個人が集まって成り立ち、たとえ誰かが欠けても穴埋めされて組織は動く。代替できないほど個人の役割が特殊なものになっては「組織の柔軟性」が損なわれ、ひいては組織の存続すら危険に晒しかねない。この意見を聞けただけでも同窓会に来た甲斐があった。

ちなみに帰りに皆で見に行った食堂、あまりの変わりっぷりに度肝を抜かれた。

ぼちぼち生きてます。

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