タリバンではなく軍閥

拉致犯「タリバンではなく軍閥」、アフガンで拘束の常岡さん

【9月6日 AFP】アフガニスタンで消息を絶ち、4日に5か月ぶりに現地の日本大使館に保護されたフリージャーナリストの常岡浩介(Kosuke Tsuneoka)さん(41)は6日までに、自分を拉致した犯人グループは旧支配勢力のタリバン(Taliban)ではなく「現地の腐敗した軍閥集団」だと、マイクロブログ「ツイッター(Twitter)」で明かした。
(2010/09/06 AFP)

拉致から無事に解放されたジャーナリスト常岡氏の貴重な証言。

これまで常岡氏を拉致したのはタリバンだと報道され、タリバンも拉致を認める声明を発表していた。しかし、常岡氏は拉致の首謀者を実名を挙げてこれを否定している。

いくつかのメディアで、「タリバンが誘拐」と、出ているのをみました。犯人はタリバンではありません。クンドゥズのラティブ司令官とタハールのワリーという、現地の腐敗した軍閥集団です。彼らはタリバンになりすまして日本政府をゆすっていました。
11:15 AM Sep 5th webから

常岡浩介 (shamilsh) on Twitter

もちろん、これが事実かどうかは現時点ではまだ明らかではないが、誘拐された常岡氏本人の証言だけに非常に説得力がある。同じように、医療チーム10名が殺害された事件が先月に起きたが、これもタリバン犯行説に疑問が投げかけられている(アフガンで医師ら10人殺害、NGOがタリバン犯行断定に疑問)。

少なくとも現時点で言えることは、声明が出された事件のどれもがタリバンの犯行だと断定するのは危険であり、対タリバンという視点だけで治安に取り組むのでは決して充分ではないことだ。

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