直リン

個別記事リンクに賠償請求? 日経サイト方針に大批判

新聞業界で注目を浴びてスタートした日本経済新聞の「電子版」に、思わぬ形で逆風が吹いている。サイトへのリンクについての方針が、「個別記事へのリンクはお断り」「違反した場合は損害賠償を請求することがある」という異例の内容で、強い批判を浴びている。
一方で、同社が他サイトに出稿した広告からは、個別の記事にリンクが貼られていることも明らかになっており、リンクポリシーとの矛盾を指摘する声もある。
(2010/04/06 J-CAST)

これはちょっと由々しき事態っす。

このブログでも直リンをビシバシさせてもらってるので
損害賠償と聞いてガクブルっす。

、、、たぶん日経新聞への直リン、これまで無いはずですけど。

ということで、おそらく初めて日経新聞への直リン、そして引用。
個別記事への直リンじゃないのがお笑いなんですが。

リンクポリシー(日本経済新聞より)

●本サイトのトップページへのリンクは原則として自由ですが、リンクを張る場合は、リンク先のページとURL、リンク元のホームページの内容と URL、リンクの目的などを記載してお問い合わせページでご連絡ください。

● リンクの仕方やページの内容によっては、お断りする場合があります。リンクをお断りするのは次の場合です。

(1)    営利目的や勧誘を目的とするなど、本サイトの趣旨に合わないホームページからのリンク
(2)    本サイトのコンテンツがリンク元のホームページの一部に見えるような形のリンク(フレームの中にコンテンツを取り込むような形のリンクなど)
(3)    日本経済新聞社の事業に支障をきたす恐れがあるリンク
(4)    個別記事へのリンク

● リンクを張る場合には、本サイトへのリンクだとはっきりと分かる表現・記述をしてください。ただし、本サイトのロゴマークはリンクボタンとして使わないでください。

●本サイトのトップページ以外のコンテンツへのリンクについてはお問い合わせページでおたずねください。本サイトの各ページはURLを変更する場合があります。リンクをされた方へURL変更の連絡はいたしませんのでご注意ください。

● 以上の項目に違反した場合は、損害賠償を請求することがあります。

ここで問題になるのは、第二黒丸(4)個別記事へのリンクの禁止。
そして、第五黒丸の違反に対する損害賠償請求。
このブログも、新聞社サイトへ直リンしまくりなのでドキがムネムネっす。

ただ、J-CASTの記事を読む限り、直リンは著作権の侵害にはならない様子。
下記は(社)著作権情報センターのHPからの引用。

無断でリンクを張ることは著作権侵害となるでしょうか。

結論を先にいえば、リンクを張ることは、単に別のホームページに行けること、そしてそのホームページの中にある情報にたどり着けることを指示するに止ま り、その情報をみずから複製したり送信したりするわけではないので、著作権侵害とはならないというべきでしょう。

それでは、いったい何のための損害賠償なのだろう?
北大の町村泰貴教授のブログでも以下のように記されている。

日経電子版は個別記事へのlinkを禁止

個別記事へのリンクが何かの権利か法的に保護されるべき利益を侵害しているのでなければ、一般的には損害賠償請求権など発生しないからである。

つまり、直リンした側が日経新聞のどんな利益を侵害したか
または、どんな法律を侵したかを、日経新聞は指摘する必要がある。
しかし、少なくとも先の引用から、直リンは著作権の侵害にはあたらない。
それでは、日経新聞はどんな侵害で直リンを訴えるのだろう?

ネットに押されて新聞の購読者数が減る中
ネットからの収入についてメディアが模索しているのは理解できる。
それについては、こちらで書いたとおり。
ただ、闇雲に突っ走っては、ユーザーの反感を買ってしまい
結局、自滅するだけのような気がするのだが。

ぼちぼち生きてます。

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